【夢占い】葬式の夢の意味!故人やシチュエーション別で診断

お葬式でお花を持つ喪服姿の女性 日常生活

葬式の夢を見たことがあるでしょうか。

お葬式に行く、お通夜の夢もその一つです。一見不吉に感じるお葬式の夢ですが、故人が誰か、自分は何をしていたかによって夢占いでは良い意味を持ちます。

亡くなった人を想い泣く、式の最中に生き返る、知らない人等ケース別に解説します。

【夢占い】葬式の夢とは

一見不吉な感じがするお葬式やお通夜の夢ですが、夢占いの観点で言えば吉夢(良い夢)である場合がほとんどです。

誰のお葬式なのか、夢の中で自分が何をしているのかによって若干意味は変わりますが、あまり悪い意味はありません。

不吉なイメージ?葬式にまつわる夢

お葬式は死者を弔い、お見送りする人生最大の儀式の一つです。古来より日本は「死」を「穢れ」として避ける文化があるため、それを夢で見るのは不吉なのではと考える人も多いでしょう。

故人が自分や家族、友人、または恋人だったら正夢になるのでは…と不安になるかもしれません。

しかし、夢占いとしての葬式の夢は「人生の転換」を示す良い夢であることが多いです。

あまりにも細部まではっきりとしていて、リアルすぎる夢なら正夢になることも極まれにありますが、そこまでではないなら不安に感じる必要はありません。むしろ良い転換が起こる前兆だと捉えられます。

誰の葬式かや状況によって意味はさまざま

お葬式の夢は良い夢と説明しましたが、内容によって意味は変わってきます。

そのお葬式の故人は誰なのか、自分は何をしているのか、参列しているのなら夢の中でどんな気持ちなのかも夢占いの中では重要です。

基本的な意味の詳細と具体的なシチュエーションはこの後それぞれ説明していきますので、お葬式やお通夜の夢を見た人は内容を思い出しながら当てはまる項目を読んでみて下さい。

葬式の夢の基本的な意味

夢占いにおけるお葬式の夢の基本的な意味は、大きく三つに分けて「人生の転機」「過去との決別」「再出発」を意味します。

勿論誰のお葬式なのか、自分の行動や心情も夢占いの重要な判断材料ですので、一概にこれだけで決めつけることはできません。そのため基軸として参考程度にするのがオススメです。

意味①人生の転機

お葬式は死を扱う儀式ですが、人生の節目を象徴する通過儀礼でもあります。

亡くなるということは、人がこの世を去るという意味となるためです。この節目から、人生が変わる予兆を示している可能性があるでしょう。

人生の転換は色々あります。転職や結婚、恋人との出会い等その人によって様々です。夢を見た段階では分からないことも多いでしょう。

意味②過去との決別

葬式の夢は、過去との決別を意味している場合もあります。夢占いにおいて「死」というのは、リセットを意味するものです。

あまりそんなイメージはないかもしれませんが、夢に登場する「死」は「一度この世を去ってから再び生を受ける」といった生き返る、再生するという意味を持っています。

意味③再出発

同じように生き返るという考え方から、葬式の夢は「再出発」という意味を指していることもあります。

もしこの夢を見るまで辛い記憶に苛まれて苦しんでいるのなら、それとはきっぱり切り替えて再出発を切ることが出来ることを表しています。

もしお葬式の夢を見たのであれば、嫌な過去を回想し続けるのはやめて新しいことを始めてみるのが良いでしょう。前を向くことで、自然と過去のしがらみも解けていくかもしれません。

診断!葬式の夢の意味【誰の葬式か編】

お葬式の夢ということは、故人(亡くなった人)が誰かいる筈です。その故人が誰なのかによって、夢が示す意味もまた大きく変わっていくことになります。

良い意味の場合が多いですが、悪い意味を指していることもあるため注意しましょう。

ここでは誰のお葬式なのかについて解説します。夢を見た人は、誰のお葬式だったのかについて改めて思い出してみましょう。

意味①自分

自分が故人、要するに自分のお葬式というのはかなりインパクトがあります。自分は幽霊となって見ているのか、完全に第三者目線で光景を見ているのでしょう。

自分のお葬式の夢は、人生の中で大きな節目を迎えていることの証です。過去から区切りをつけて、新たなスタートを切ることの前兆かもしれません。

周りの環境や人間関係もガラリと変わるため、心の準備をしておいた方が良いかもしれません。

もう既に目標に向かって突き進んでいるのなら、物事が滞りなく進み、さらに新しい目標が出来ることの表れです。その調子で走り続ければ、報われる時は近いでしょう。

意味②親

亡くなった人が両親の内片方でも両方でも、親や家族のお葬式の夢は自立を意味することが多いです。親と生活している人は一人暮らしの機会が巡ってきたのでしょう。

既に親とは離れて暮らしている場合でも、「大人として独立したい」と考えていることの表れとなります。

また、親の葬式に出席する夢は自分が親になることを暗示している場合もあります。もしかしたら近い将来子供を授かるかもしれません。

意味③恋人・パートナー

亡くなった人が自分の恋人やパートナー(夫や妻)だった場合、それは相手と関係が一歩前進することの暗示です。恋人なら結婚の話が出るかもしれません。

自分の愛する人が亡くなるなんてすごくつらいでしょうが、実は新たな段階に進むことになるという良い意味を持ちます。

ただし、故人が恋人というお葬式は、全てにおいてステップアップを意味するものとは限りません。相手との関係が終わってしまう可能性もあるのです。

ですが、もしそうなったといしても次の恋がすぐに見つかるでしょう。

意味④祖父母

祖父母のお葬式の場合も、自分が自立して新しい環境に歩み出すことを示しています。

人生の区切りを迎える暗示や、成長したいと思っていることの表れですので、これをきっかけに成熟した大人を目指すのもいいかもしれません。

そうすれば、もしかしたら自分が祖父母を支える側にもなる側になる可能性もあります。

意味⑤親戚

故人が親戚だったというお葬式の夢は、良い夢の場合とそうでない夢の場合があるでしょう。ポイントは、その故人との関係です。

もしその親戚と自分が仲の良い人なのであれば、見た人の心は安定していて更に良い発展が望めるでしょう。これから自分の実力や人間性が周りに評価してもらえる暗示です。

逆にその親戚と仲が悪く、夢に出てきたお葬式の雰囲気もあまり良くないものだったらそれは警告夢となります。

自分の人生が行き詰まるかもしれません。そんな夢を見たなら、もう少し人とコミュニケーションをとることを意識しましょう。

意味⑥友達

友達のお葬式の夢は、意外とあまり良い意味を持ちません。普段親しい友人であれば、自分がその友達に対する何かしらの嫉妬心を抱いていることの表れです。

友人だとしても嫌いな人なのであれば、自分はその人を消し去りたいと思っていることを表しています。

また、友達の葬式の夢は自分のちょっとしたミスが後に大きな問題になることを表していることもあります。

これから何かを始めようとしている人は行動を始める前に少し立ち止まって、このままのやり方で良いのかを考えてみて下さい。

意味⑦知人

知人が故人の葬式の夢は夢占い的に人間関係に関わる夢で、これも自分との関係によって意味が大きく違います。

その知人に良い印象を抱いていたのであれば、自分は無意識にでもその人ともっと仲良くなりたいと思っているのです。

逆に苦手だと思っている相手であれば、自分から遠ざけたい、消し去りたいという思いがそのまま出ているのでしょう。

お葬式の夢は過去との決別を意味するため、悪い関係ならこの先自然と縁が切れる可能性も高いです。

意味⑧知らない人

「知らない人のお葬式に何故か自分がいる」という夢は、思わぬ幸運が巡ってくる前兆です。多くは金銭面で、思わぬところから収入が入ったり、お給料が上がったりするかもしれません。

突然の幸運に驚くこともあるでしょうが、素直に受け取っておきましょう。

意味⑨亡くなった人

既に亡くなった人のお葬式の夢を見た時は、その人への思いがそれだけ強いことを表しています。

その人が自分を可愛がってくれた親戚であったり大切な人だったり、そういった人物なら夢を見た人は愛情に飢えているのかもしれません。

過去にすがってしまうと今の幸福を見逃してしまいがちですから、今を楽しむように心がけましょう。

意味⑩芸能人

芸能人のお葬式の夢は、自分がその人の持つ地位や名声に憧れを抱いている証です。

その故人に対して前向きな気持ちや優しい気持ちでお見送りできたのであれば、精神が安定していて状況が好転するでしょう。

逆に悲しくて仕方がないお見送りだと、その憧れに固執してしまっている可能性があります。

診断!葬式の夢の意味【シーン編】

一言にお葬式と言っても、色々なシーンがあります。「お葬式というよりもお通夜の夢だった」という人もここの解説を参考にしてみて下さい。

棺桶、火葬場、霊柩車とお葬式ならではのものが沢山あり、当然夢に出てくることだってあるでしょう。これらもまた、夢占いの判断材料の一つとなります。

意味①お通夜

お通夜はお葬式の前の夜に、ご遺体と共に身内だけで静かに過ごして故人を偲ぶ大切な儀式です。

夢ですから身内ではないのに、何故か知らない人や友人のお通夜を過ごす場合もあるのではないでしょうか。

お通夜の夢の意味は、お葬式の夢と同じものを指します。誰のお通夜だったのかで意味も変わってきますが、その違いも共通です。

ともあれ必ずしも不吉な夢とは限らないので、先述の解説を参考に解釈すると良いでしょう。

意味②棺桶

夢の中で自分が棺桶に入っているという場合は、自尊心を表しています。

つまり、どのくらい自分で自分自身のことを愛しているか、大切にしているかということです。棺桶が大きいほど、その気持ちが大きく強いことを示します。

棺桶は故人のご遺体を入れるものなので不吉に思う人もいるかもしれませんが、夢占い的には悪い意味はないので安心してください。

意味③火葬場

お葬式が終わった後、ご遺体をお骨にしてお墓に収めるために向かうのが火葬場です。火葬場の夢を見たのなら、心身が疲労している警告かもしれません。

仕事や生活で多大なストレスを感じていないでしょうか。このままだと精神を病んだり体を壊したりする可能性があるため、休養してください。

また、友人の葬儀が終わってから火葬場に向かうという展開になった場合、その友人と生涯縁が続くことを暗示しています。大切なお友達ならお付き合いも大事にしましょう。

意味④霊柩車

順番が前後しましたが、葬儀場から火葬場に向かう際に乗るのが霊柩車です。出棺で出てくるこの黒い車は、古くから不吉なものとされてきました。

霊柩車の夢は、「これから自分の身に迫る危険」を意味しています。霊柩車が目の前スレスレに通り過ぎて行ったのなら、身近なところで災難が降りかかる可能性があります。

しかし、夢を見た人自身がそれを被ることはないでしょう。

霊柩車が自分の家の前に停止した場合は、自分の家族に不運が起こることを暗示しています。しかもそれはドミノ倒しのように次々起こるものなので、注意が必要です。

診断!葬式の夢の意味【シチュエーション編】

次はお葬式のシチュエーション別に夢占いをしていきましょう。自分は夢の中で何をしていたのかを思い出してみて下さい。夢の中の行動や場面も、大きな意味があります。

お葬式の準備をしていたでしょうか。それともちょうど葬儀場に行くところでしょうか。

または亡くなった人を思って泣く…というのもあったかもしれません。それぞれ意味が違いますので、当てはまるものがないか探してみましょう。

意味①葬式の準備をする

夢の中でお葬式の準備をしていたのなら、自分の心の中で何かしらの準備が整ったことを示しています。

それは独立なのか計画の結構なのかは人それぞれですが、あとはそれを実行するだけの状態なのではないでしょうか。

ただしもし準備に手間取ったりハプニングが起こったりした場合は、自分の中にその決行への不安を抱えていることを表しています。いざ行動を起こしても失敗する可能性が高いでしょう。

意味②葬式に行く

お葬式に行く、またはその最中の夢は、今ある問題が解決することを意味しています。一気に解決するわけではなさそうですが、次第に良い方向に行くでしょう。

これは逆に、これ以上状況が悪くならないとも言えます。落ちるところまで落ちていれば、後は上がるだけです。あまり不安がらずに対処しましょう。

意味③葬式に参列する

お葬式に参列してその会場にいるなら、それは自分にとって新しい目標や生き方が見つかることを意味しています。

しかもそれは一つだけでなく次々と起こるでしょう。これから良いことが起こる良い夢なので不安に感じる必要はありません。

意味④葬式で泣く

お葬式で泣いていたのなら、抱えていたストレスや辛い気持ちを洗い流しています。激しく号泣しているほどその傾向は強いでしょう。

これによって、これから今まであった迷いや悩みが消えていくことを表しているため、これも良い夢です。

泣くというのは、夢占いでは浄化を意味します。過去のしがらみや負の感情から解放されるでしょう。

意味⑤葬式で笑う

お葬式で笑うなんて不謹慎な感じがするかもしれません。しかし、これは笑ってはいけない場面でも笑えるほど、自分は今の状況を冷静に見られていることを意味します。

今まであった嫌な過去に対する気持ちの整理がついているのでしょう。たとえ夢を見た段階でそうではないと感じても、まもなくそうなっていくはずです。

意味⑥葬式中に生き返る

夢なので、お葬式中に亡くなった人が生き返るというトンデモ展開が起こることだってあるでしょう。この場合、誰が生き返るかで意味も変わります。

生き返るのが自分と親しい人や大切な人だった場合は、ダメだと思っていたことが思わぬ形で急に動き出すことを暗示しています。しかもそれは良い方向に動く可能性が高いです。

逆に嫌いな人や全く知らない人が生き返る展開だった場合は、終わったと思っていたトラブルが復活することを意味しています。

うやむやになっているトラブルがまたやってきて、悩みの種を増やすことになるかもしれません。なるべく回避するようにした方が無難です。

意味⑦お香典を渡す

お香典というのは、故人の関係者(仕事や子供の配偶者の実家など)が不祝儀として持参し、遺族に渡す金品のことです。

自分が故人のご遺族などにお香典を渡している夢は、これから身の回りで変化が起こることを意味しています。

しかもその変化によって、この夢を見た人は労力やお金を使うことになるでしょう。これは避けられないことなので、嫌だなと思わず積極的に動いてください。

意味⑧お香典を受け取る

逆に自分がお香典を貰う側だった、ということもあるでしょう。これはこれから身の回りで起きた問題で困った時、誰かが手を差し伸べてくれることを意味します。

その手は必ず自らを助けてくれるものです。一人で解決しようとせず、誰かを頼りましょう。

意味⑨葬式の片付けをする

式を終えて自分はお葬式のお片付けをしていた夢を見たなら、それは過去と決別せよというお告げです。

成功していた頃の過去でも、辛い過去でも、今まで何かしらの記憶に囚われているのであれば、そろそろ区切りをつける時がやってきたということです。

前に進むために、未来の方に目を向けてみてはどうでしょうか。

意味⑩葬式で故人を想う

お葬式で自分が亡くなった人のことをしみじみと想っていたのなら、周りの人に対する見方が変わる前兆です。

今まで苦手意識を持っていた人でも、その人の良いところに気がつくかもしれません。大抵相手の良さがわかることが多いため、人間関係もより良くなるでしょう。そのため良い夢と言えます。

意味⑪葬式で死んだ人を見る

お葬式の最中で亡くなった人を見たなら、それはこれから自分に大きな転機が訪れることを意味します。

それは悩みや問題が良い方向に動くということではなく、それによってたとえ何かが終わってもまた新たな何かが始まるでしょう。そしてその始まりが、自分にとって大きな転機となるのです。

意味⑫葬式でうれしい気持ちになる

夢の中とはいえお葬式で嬉しい気持ちになるなんて、これまた不謹慎に感じるかもしれませんが、これも良い夢です。

嬉しい気持ちになるということは、自分は故人に対して悔いや悲しみがなく前だけを向いていられるということになるからです。

これからの未来を楽しみながら迎えることが出来るでしょう。するすると苦労なくステップアップしていけるので、是非前向きに行動してみて下さい。

葬式の夢は一歩前進のチャンス

「お葬式の夢」の夢占いについて解説しました。お葬式のイメージから一見不吉で嫌な夢に感じられる夢ですが、夢占いとしては人生に良い転機をもたらす吉夢です。

問題が解決したり、今後の人生の前進を後押ししてくれるものとなるでしょう。

もしお葬式の夢を見たなら、これから良いことが起こるのかも…と思って心の準備をしておくのが良いです。

あまり浮かれるべきでもありませんが、前向きに考えることで状況を好転させることが出来るでしょう。


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