病気は私たちを苦しめる大敵ですが、これが夢の中で病気に苦しめられているというものだった場合、意味が大きく異なってきます。
今回は夢の中で誰かが病気になっている場合、どのような意味を持つのかを徹底的に解説していきます。現実では100%マイナスですが、夢の中ならプラスかもしれません。
病気になる夢を見た!なにか悪いことが起きる?
病気というのは私たちを苦しめるできるだけなりたくないものですが、夢の中での病気も似たように悪い意味を持っており、基本的にトラブルが発生するという意味や心身ともに調子が悪いという意味があります。
また、とにかくネガティブな心を暗示しているので、人間関係や仕事上でのストレスなどに苛まれていることの表れとなっていることも多いのです。
ただし、これが病気中にいろんな人たちにお見舞いをされる夢であったり、病気によって死亡してしまう夢、病気から回復して元気に振る舞う夢になるとまた意味が変わってきます。
病気の夢の意味:自分が病気になる場合
それでは自分自身が病気になる夢はどのような意味があるのかを、状態別に細かく解説いたします。
病気が治る:問題解決
自分自身が病気になる夢というのは何らかのトラブルが発生するという意味を持ちますが、これが病気になっていたけど回復して元気に動き回っているといった夢の場合はトラブルがなくなったと言うことを意味しているので、近々問題が解決するという暗示に変わるのです。基本的には吉夢になりますので、この夢を見たらラッキーと感じましょう。
誰かに看病してもらう:相手を強く求めている
病気や怪我で入院したときに、どれだけの人がお見舞いに訪れるのかでその人の人気や人脈がどうなっているのかがわかると昔から言われていましたが、夢の中でも看病に人が来るかどうかで意味が変わってくるのです。
ここで病気で苦しんでいる自分を心配する人が集まった場合は、誰かに注目してもらいたいとか看病にきてもらった人にもっと自分を見てもらいたいという意味に変わるのです。
特に、自分があこがれている異性や気になっている異性に看病をしてもらっている夢は、その人に対しての強い恋愛感情を抱いている証拠にもなります。
逆に、誰にもお見舞いに来てもらえずに一人で苦しんでいるような夢を見た場合はそれは現実世界で孤立しているというイメージが非常に強くなっているという証です。
先ほど解説したように、現実世界で入院したときにどれだけの人がお見舞いに来るのかでその人の人脈や注目度がわかるので、全く誰も来ないということは誰からも相手にされていないというイメージが圧倒的に強くなるのです。
いわゆる孤独感を強く感じている人ほど見やすいので、新しい出会いを求めるようにしましょう。
病気で死ぬ:運気の再生
現実世界における病気での闘いの結果の死は大きなマイナスであり、あってはならないことではありますが、夢の中での死というのは新たな自分に生まれ変わるためのリスタートという扱いになりますので、吉夢という扱いになります。
運気があがるといった効果も考えられますので、決して悲観しないで前向きに行動するようにしましょう。運気があがるよりも、運気が再生されると考えた方がわかりやすいです。
難病にかかる:根強いコンプレックスがある
これが難病にかかってひたすらに苦しんでいる自分を診ている場合は、病気そのものに対する恐怖心や死に対する恐怖が強いという意味になります。
また、ひどいコンプレックスがある場合も難病で苦しむ夢を見る機会が多くなりますので、マイナスイメージがとにかく強い夢となります。
実際に難病にかかるわけではありませんが、この夢からはコンプレックスから解消されない限り見続ける恐れがあるので注意しましょう。
病気の夢の意味:誰かが病気になる場合
今度は自分が病気になるのではなく、自分以外の誰かが病気になってしまった夢を見た場合、どのような意味を持つのかを解説いたします。
その誰かが自分にとってどのような存在なのかも大きな意味を持ちますので、夢で誰かが病気になっていた場合、その人に対する気持ちも一旦整理するといいでしょう。
親が病気になる:親に干渉されたくない
これは思春期の子供たちが見る確率がかなり高い夢で、親を自分の目に入らない隔離した空間に入れたいという願望から見てしまっている夢となっております。
要するに、自分に対する干渉を減らしたいがために、親を病気で入院させているのです。
逆に、親と全く合っていない人が、親が病気で苦しんでいる夢を見た場合、親の体を心配する心が強くなっていることを意味しています。
それか実は病気といったトラブルが親に発生していることを知らせる夢の可能性があるでしょう。自分の状況を考えて夢と現状を結びつけてください。
また、親が病菌ある夢で、最終的に死んでしまった場合は親との関係をリセットしたいという気持ちが強く出ているので、自立して自分自身の道を歩みたいという決意が出来たという暗示にもなります。
夢の中でも親が死んでしまう姿を見るのは不謹慎に感じるでしょうが、独立するための後押しとなる吉夢なので思い切って行動に移すのもいいでしょう。
友達が病気になる:相手を意識している
自分にとっての知り合いや友達が病気になる夢というのは、その人との会話のきっかけやお世話をするきっかけを欲しているという気持ちの表れです。
要するに、相手を強く意識しているために見る夢となっており、異性ならば好意的に見ている可能性が高いでしょう。
ただし、自分がどうでもいいと思っている相手やむしろ嫌っているという人が夢の中で病気で苦しんでいる場合は、その人のことが嫌いで自分の目の届かない場所に行ってもらいたいという暗い気持ちの表れとなります。
恋人が病気になる:不安の現れ
自分にとっての夫や妻、恋人といったパートナーが病気になって苦しんでいる夢を見た場合はその病気になった姿を見ている自分の態度次第で状況が大きく変わります。
基本的には相手のことを信頼できていないとか、不安が溜まっている状態になればなるほど見てしまう夢なのです。パートナーに対する不安や不満があると病気という形で夢の中で暴れます。
ただし、自分が相手を心配している姿が多い場合は単純に相手の体を心配している可能性が高いでしょう。
また、自分自身が介護をして相手の病気が改善するような夢だった場合は二人の関係性が一気に良くなるという吉夢となります。今までのパートナーとの間にあったトラブルが解決される暗示なのです。
ただし、病気になっている姿を見て喜んでいる自分がいた場合、それは嫌いになっているという暗示なので注意しましょう。
すでに結婚をしている状態でこの夢を見た場合、夫婦仲が冷め切っている恐れがあります。
ペットが病気:モチベーションの低下
自分が可愛がっているペットが病気になっているという人は現実世界でモチベーションが低下するような事柄が発生するという暗示です。
対人関係のトラブルなどが発生しやすいので、注意した方がいいです。
また、単純に自分が体調不良になっていることを暗示して衣類こともありますので、この夢を見た次の日はペットの体調にも気を配りましょう。
誰かの看病をする:相手がピンチに陥っている
とにかく自分が看病しているという夢は、自分の手も借りたいという状況になっていることの暗示で、相手がピンチに陥っているサインとなっております。
ここで相手が回復するところまで夢で見ていた場合は、自分が手を貸すことで状況が好転するという意味になります。
ただし、治る見込みがなく自分自身もあたふたしていた場合は、その人に生じているトラブルに自分自身も巻き込まれてしまうことを意味するでしょう。
これは強制的に巻き込まれてしまうパターンもありますが、放置することで巻き込まれずに済むケースもありますので、手助けするかどうかをよく考えた上で行動してください。
その人に対する借りがあるならば手助けするといいですし、特につながりがなくトラブルに巻き込まれたくないという気持ちが強いのなら、放置するのも正解です。
まとめ
自分が病気になる夢や誰かが病気になる夢というのは、あんまり見ていて気持ちのいいものではありませんが、自分自身の強い気持ちがある故に見てしまっていることが多いので、必ずどのような状況になっているのか、誰が苦しんでいるのか、病気はしっかりと治ったところまで確認できたのかも思い返しましょう。