嫌な夢を見るのはなぜ?10個の原因&見たくない・眠れない・忘れたいときの対処法

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嫌な夢を見ると、朝から憂鬱な気分になってしまいます。

爽やかな朝には良い夢を見て、気持ちよく1日を始めたと考える人は多いでしょう。しかし、嫌な夢だからといって嫌なことを暗示しているわけではありません。逆のパターンもあるので嫌な夢を遠ざけることばかり考えないようにしましょう。

よくある嫌な夢と夢占い的な意味

単純に嫌な夢を見る時と、夢占い的なもので何かを暗示している嫌な夢があります。こちらでは、どのような意味を持つのかについて紹介します。

死ぬ夢:幸運を引き寄せる吉夢

夢の中とはいえ、自分が死ぬのは気分の良いものではありません。

しかし、死ぬ夢を見る時には「新しい自分に生まれ変わる」「幸運を引き寄せる」などの吉夢であることが分かっています。

頻繁に死ぬ夢を見ている場合は、今の自分が新しく生まれ変わる何かが起こることを暗示していると考えましょう。

死というものは、お世辞にも縁起が良いとは言えません。しかし、夢はしょせん夢であり現実とは違います。

夢の中で死ぬ夢を見ているからこそ、現実ではありえないという意味を持つのだと答える人もいるようです。

恋人とケンカする夢:現実でよい関係に発展

恋人とケンカをする夢を見た場合、現実で良い関係に発展する吉夢として考えられています。

普段からあまりケンカのないカップルがケンカをする夢を見るようになった直後に、プロポーズをされたということもあるようです。

ケンカをする夢を見たら、パートナーが何か良い関係を築けるようにサプライズを考えているのかもしれません。

けがをする夢:人間関係のトラブルを暗示

ケガをする夢を見た場合、その傷の大きさによって人間関係のトラブルを暗示していると言われます。

擦り傷などの軽いケガの場合はトラブルの始まりを暗示している、今のうちから気をつけることで大きな不幸を避けることが出来るなどと言われています。

大きなケガをする夢を見た場合は、何らかの要因で人間関係が壊れていることを暗示しています。不必要に人を傷つけていないかなど、人間関係のトラブルになりそうなことを考え直してみましょう。

人間関係はどんなことが理由であっても、こじれてしまうと修復が難しくなります。修復できる段階でしておくことを心がけましょう。

いじめられる夢:いじめる相手に対する関心

いじめられる夢を見た場合、その相手に対して関心を持っていることを指します。好きな子はいじめたいという言葉がありますが、嫌な夢を見た時のことから来ているのかもしれません。

嫌な夢を見る原因

嫌な夢を見る原因はなんだと思いますか。夢はいまだ完全に解明されていないものですが、嫌な夢を見る時には共通する特徴があるようです。

不安を抱えている

人間は不安を抱えている時に、嫌な夢を見る傾向があります。その理由はその不安に関して解決策が見出せないからです。

予期しないことが起こるのではないかという不安が夢の中にまで浸食するからと言われています。少しずつでもいいので、その不安を解決する方法を考えてみましょう。

考えると言っても、実際に解決出来るかどうかは置いておいて問題ありません。解決のために何かしているということが不安を軽減させることが出来るからです。

不安は形がないものであり、本人の気持ち次第でどんどん大きくなるものです。

そのため、不安に際限はないと言っても過言ではありません。そのため、少しでも不安を軽減出来るように自分なりの工夫をしておくことをおすすめします。

ストレスが溜まっている

不安を抱えているのと似ていますが、ストレスの溜まりすぎでも嫌な夢を見てしまう傾向があります。家庭のこと、仕事のこと、何かで悩んでいることがあれば逃げずに向き合うことが大切です。

夢は頭の掃除をしてくれるとも言われているため、ストレスの原因について気づかないふりや見ないふりをしてしまうと、余計に嫌な夢を見てしまう可能性が出てくるのです。

嫌な夢はストレスの原因に対して何らかの対応をするように、という警告と言っても過言ではありません。その警告を無視することで体調に異変が起こるなど悪影響ばかり出てしまうので気をつけましょう。

寝相が悪い

嫌な夢を見る原因として、寝相が関係しているとも言われています。

うつ伏せ睡眠や胸式呼吸の場合は肺が十分に膨らまない、腹式呼吸の場合は酸素供給が制限されるため、どちらも「苦しい」思いをしています。

その苦しさが嫌な夢を見せている可能性が高いのです。例えば、猫が胸の上に乗って眠っている時、重さで夢見が悪かったことはありませんか? 

基本的にはそれと同じことであり、快適な睡眠には正しい寝相が不可欠なのです。

睡眠の質が低い

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があります。レム睡眠の方は浅い眠りと言われているため、眠っていても身体が十分に休まらずに疲労が蓄積されることもあります。

身体が十分に休まらないからこそ、嫌な夢を見てしまうこともあるのでしょう。

レム睡眠がまったく良くないわけではありませんが、嫌な夢を見続ける時には上質な睡眠を取ることを優先にして正しい寝方などを心がけてください。

二度寝した

二度寝をするのは気持ちいいと感じている人もいるでしょう。しかし、基本的に二度寝は嫌な夢を見る確率が高いと言われています。

もちろん二度寝をするだけで嫌な夢を絶対に見るわけではありません。ストレスや睡眠環境、体調の変化などで嫌な夢を見る確率がどんどん高くなっていくのです。

確かに二度寝は気持ちいいかもしれませんが、良い夢を見た後で続きを見られるわけでもありません。二度寝をすることで遅刻の可能性もあるなど、デメリットが多いので気をつけてください。

風邪や体調不良

体調を崩している時は、嫌な夢を見やすいと言います。高熱にうなされている時など、良い夢を見たことがある人はいないのではないでしょうか。

体調を万全にするということも嫌な夢を見ないための方法のひとつのようです。

ホルモンバランスが乱れている

ホルモンバランスが乱れることで、体調に大きな変化をもたらします。体調が悪くなるということは、嫌な夢を見やすくなるということです。

ホルモンバランスが乱れがちな思春期だけではなく、妊娠中の女性も影響を受けやすいようです。

その理由として妊娠中の女性は情緒不安定になりがちで、イライラしやすくなります。その苛立ちが夢にそのまま反映されてしまうのです。

普段頑張りすぎている

頑張り屋な人ほど、嫌な夢を見る傾向があります。その理由は頑張っているということはストレスや疲労が溜まりやすい環境にいるということです。

本人も気づかないうちにストレスや疲労を溜めている場合があるので、頑張りすぎている人は適度に身体を休める時間を作りましょう。

からい食べ物や高カロリーな食事をした

辛い食べ物や高カロリーな食事をすることで嫌な夢を見ることがあります。食事は脳内や身体に大きな影響を与えます。特に辛い食べ物の場合は刺激物になるので、特に脳内を刺激することがあるのです。

お酒を飲んだ

寝る前に少しだけでもお酒を飲む人もいるでしょう。しかし、寝る前のアルコールは嫌な夢を引き起こす原因だと言われています。

その理由として、アルコールは体温の調節機能をマヒさせてしまうため、眠りが浅くなりやすいのです。逆に泥酔するほど飲んでしまうと、脳が混乱を起こして嫌な夢を引き起こすと言われています。

嫌な夢を見たくない!忘れたい!嫌な夢を忘れる方法

嫌な夢を見た時、大きく心が動揺したり、いやな気持になることもあるでしょう。大事な予定が詰まっているときなどは、すぐに気持ちを切り替えて嫌な夢を忘れたいもの。

嫌な夢を見た時に手っ取り早く気持ちを切り替えるための対処法を紹介します。

テレビを見る

テレビ番組は「音と映像」で構成され、刺激的なデバイス。情報の速報性も高いため、手っ取り早く気持ちを切り替えるのに向いています。

番組に好きな芸能人が出ていればちょうどいいリフレッシュにもなります。

音楽を聴く

音楽を聴くのもありです。元気が出る曲やメッセージ性が強い曲、逆に落ち着きたいときはクラシック音楽などを聴くのがおすすめです。

ジョギングをする

汗をかいてリフレッシュするのもおすすめ。ジョギングは単調ながら確実にリフレッシュする運動のため、いやな夢を忘れるのに最適。

ジョギングを始めたばかりの頃は体力的にハードかもしれませんが、慣れてくると無心になれる貴重な時間を確保できます。

豪華な朝食を食べる

奮発して豪華な朝食を食べるのも良いでしょう。コンビニでめいっぱい好きなものを買ったり、カフェでケーキを注文してみるのがおすすめ。

「嫌な夢を見たら、豪華な朝食を食べる」と習慣づけていくと、いやな夢を見ることもかえってポジティブにとらえられるかも。

瞑想をする

5分間瞑想をすることで、心が静まり、集中力が高まります。雑念を取り払うのに最適です。

嫌な夢を見ないための対処法

嫌な夢を見る原因を見てみると、何をしても引き起こされるのではないかと考える人もいるのではないでしょうか。

実際に些細なことが原因で嫌な夢を引き起こすことは事実です。そこで、こちらでは嫌な夢を見ないための対処法について紹介します。

現実で気になることを紙に書き出す

嫌な夢を見るということは、自分が感じている悩みなどによる不安から来るものが多い傾向にあります。

対処法のひとつとして、現実で気になっていることを紙に書きだすというものがあるようです。

なぜ紙に書きだす必要があるのかというと、何に悩んでいるのかを自分で明確にするためです。漠然とした悩みだと、人は意外と悪い方向に考えてしまいます。

分からないからこそ、余計にそうなってしまうのです。しかし紙に書きだして気になることを明確にすると、悩んでいることに首を傾げるほど難しい問題ではないことも多いのです。

その結果ストレスが減り、嫌な夢を見る確率も下がります。

生活習慣を整える

体調にも影響が出るように、生活環境は夢にも大きな影響を与える場合があります。

嫌な夢を見続けているという人は、生活習慣が乱れていないかを見直してみましょう。生活習慣を整えることで、嫌な夢を見なくなったという人も珍しくありません。

夢日記をつける

毎日どんな夢を見ているのか、夢日記をつけてみるのも対処法のひとつです。夢日記をつけることで、毎日の夢の変化を確認出来るようになります。

嫌な夢と言っても、少しずつ改善されている場合もあるので酷いままなのか、少しずつでも良い方向に変わってきているのかを把握しましょう。

夢日記をつけることで、嫌な夢を見る理由が見えてくる可能性もありますのでおすすめです。

夢の内容を誰かに話す

嫌な夢は誰かに話すことで正夢になるのを防ぐと言われています。そのため、嫌な夢を見た時は友人や家族などに聞いてもらうといいでしょう。

逆に良い夢は言わない方がいいという説もありますが、夢に関することはさまざまな受け取り方があるため、人によっては真逆を言われることもあるようです。

ただ、嫌な夢の場合は見た本人の心の中で溜め込まずに誰かに話して発散した方が良いと言われていることには変わりはないので、嫌な夢は積極的に話していきましょう。

ただ、嫌な夢を聞かされる方としては愚痴を聞かされていることと大差ない場合があるので、あまり過剰に愚痴ってしまうのは相手にとっても気分が良いものではないので控えめにしましょう。

まとめ

夢はその日1日を表すと言われているため、良い夢を見たいと考える人は珍しくありません。しかし、嫌な夢にも吉夢があることは覚えておきましょう。

そして、嫌な夢を通して危険を警告している場合もあります。

同じ夢を連続してみることがあれば、その夢の内容に近いことが現実でも起こるかもしれないという暗示になっているようです。そのため、警戒をしておいた方がいいでしょう。

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